ウイッチクラフトは一般的には(魔女の使う)魔法や魔術と言う意味で受け取られていますが
本来の魔女、あるいは魔女に詳しい一部の人たちの間では魔女宗という意味で受け取られるようになってきました。
※参考記事『ウイッチクラフトは祭祀宗教』
ウイッチクラフトもしくはウイッカは宗教名です。
(某精密機器メーカーの腕時計のブランド名にもされていますが)
だから、悪魔ではなく魔女にも神様がいます。
でも、ある魔女さんに「神を信じてはいけない」って言われた事があるのですよ。
そればかりではなく、陰陽道の宗家さんも似た様なことをおっしゃってました。
「(私たちは)神様を信じているわけではありません」と。
もちろん神様の存在については確信を持って肯定します。
そうでなければ神様を祭ったり、儀式を行ったりはしません。
神様を信じるってどういう事?
神様を信じるというのは神様に期待する事
改めて、神様を信じるというのはどういう事だろうか?と考えたら
- 私達人間を救ってくれる
- 願いを叶えてくれる
- 正しい道へ導いてくれる
- 幸せに導いてくれる
といったところかと思います。
もしかするともっと他にも思いつくかもしれませんが、全部『~くれる』となっていますよね。
つまり、それは神様が私達に何かいい事をしてくれるという期待です。
神様への期待は裏切られる
残念ながら魔女の世界では神様は人間を救ってくれることはありません。
他の事についても、全くないとは言えませんが当てにできません。
神様は魔女にとってはお偉いさんや両親みたいな存在です。
あなたの幸せを望んでいても、あなたの(成長の)ためにならない方法で何かをする事はあり得ません。
ドSのスパルタコーチのようだと私個人的には思っています。
何故、神様を信じてはいけないのか?
神様を信じると思考停止してしまう
自分以外の何かに期待したり、信じたりするのは自分自身で判断したり考えたりを放棄することに繋がります。
つまり、思考停止に陥りやすくなるという事。
それは、宗教やスピリチュアルで不幸になる人の特徴そのものです!!
思考が停止すると自分自身の幸せが見えなくなり、他人にいいように利用され振り回されてしまいますよ。
詳しい事は下記の記事に書いてありますので是非、お読みくださいませ。
※『宗教やスピリチュアルで不幸になる人の特徴と対策』
期待を裏切られるとより一層絶望感を感じる
最後の頼みの綱が切れた時、あなたは何を感じるのでしょうか?
そこにはもはや絶望しかないのでは・・・?
強制収容所に送り込まれた人々の事例
書籍の解説動画で有名なサラリーマンYouTuberのサラタメさん。
『夜と霧』という本の解説動画の3:56辺りから”絶望に耐えられず、死んでしまう人の特徴”についてお話しされています。
その特徴とは、自分の外側に期待する人です。
神様を信じるというのも自分の外側への期待に他なりません。
そして、『夜と霧』というこの書籍。
ナチスの強制収容所から奇跡的に生還を果たした精神科医がその実体験から書き上げた本なのです!!
まとめ
神様を信じて期待を寄せても、それは自分ではコントロールできない領域なので思い通りになる事の方が少ないのです。
望む答をくれることもありません。
ほとんどが裏切られる結果に終わります。
全く何にも期待できない人よりはましかもしれませんが、いつかは心が折れて立ち上がれなくなるのかもしれません。
だから、神様は信じないでください!!
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