名探偵ポアロから魔法の白黒について考えてみる

明けましておめでとうございます。
マダムエクレールです。

今、AXN Mysteryで名探偵ポアロを見ています。
シーズン12の最終話『オリエント急行の殺人』
今更ネタバレを気にすることもないので結末をお話しすると
(知りたくない人はここから先は読まないでくださいね)

犯人は乗客全員。

「全員が犯人ってそんなのあり!?」
と初めて見た時は驚いたものでした。

魔女の事を知ってからまた別の視点で見ることが
できるようになり、よりその奥深さに魅せられました。

被害者は幼い女の子を誘拐し、殺害したのにも関わらず
刑を免れた男でした。

女の子の遺族には更に追い打ちをかけるように悲劇が続き
遂には家族全員が悲しみのうちに亡くなってしまった。
乗客は全てその関係者でした。

彼らが法に代わって刑を執行したというわけですね。

それでも殺人は殺人
TV版では犯人たちに向かって怒りをぶちまけたポワロでした。
真実を曲げずに警察に話すのかと思われましたが、彼は
突き止めた真相を明かさずに証拠だけを渡したのです。

苦悶の表情でロザリオを握りしめているポワロがとても
印象的です。

そんなポワロは最終回、殺人を犯しこの世を去ります。
これも衝撃的な結末ですね。

殺した相手は自分で直接手を下さないで
人をそそのかして犯罪を起こさせる狡猾な男でした。
放っておけばどれだけの人の人生が狂わされ命が奪われる事か・・・

映画ではこの(オリエント急行殺人)事件が起こる以前は

この世には善と悪しかなく、その中間は存在しない

と言い切っていたポアロでしたが、真相を明らかにした後は

善と悪しかないと思っていたが、これは判断できない

と言っています。

これって魔女が
『白魔術』『黒魔術』という言葉を使わない理由
でもあるのです。

全てをきれいに善と悪に分けることなんてできないんですよ。

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  1. 2020年 1月 07日

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